動画といえば、
「肩に担いだでっかいカメラで撮影をし、素人には到底さわれるはずもない専用のソフトで編集をする……」
というイメージをお持ちの方も、まだいらっしゃるかもしれません。
しかし、今はスマホ1台あれば誰でもいつでも動画を撮影でき、それをスマホ上で編集してネットに
アップロードできてしまう時代。
今回は法人の方向けに、業者に頼まずとも、自社内で撮影から編集・アップロードまでをこなすのに
必要なこと・ものをまとめてみました。
インタビュー動画を自作してみよう
STEP1 素材を集める
どのような動画を作成したいか、にもよりますが、主に必要な素材は3つです。
・インタビュー動画(人物)
・インサートカット(風景など)※場合によっては途中で挿入する画像なども
・BGM素材
まずインタビュー動画を撮影するには…
① インタビューに答えていただく方のスケジュール調整 ② 撮影場所の確保 ③ 場づくり(椅子などのセッティング) ④ インタビューの目的共有 |
が必要です。
④に関しては、インタビュー対象者の方に「このインタビュー動画で視聴者に何を伝えたいのか」を
共有しておくことで、インタビューにブレがないようにする目的があります。
次にインサートカットですが、これはインタビュー動画の合間に流す作業風景やインタビュー対象者の
自然なようすの動画のことを指します。
ずっとインタビュー対象者が話す映像だけが流れているのでは、視聴者も飽きてしまいます。
BGM素材は、「フリー 音源」や「フリー BGM」などで検索すると、著作権フリーの音楽を集めたサイト
などが出てきますので、好みのものを探してみましょう。
BGMの使用に関しては、ライセンスに注意してください。
STEP2 動画を撮影する
動画の撮影には、
カメラと三脚
さえあればOKです。とにかく撮影ができれば問題ありません。
もし屋外などで撮影する場合には、これに加えて指向性のマイクであったり、風切り音防止機能のついたピンマイク
などがあると、しっかりとした音声を録ることができます。
カメラは、一眼レフやハンディカメラなど。三脚はピンキリですが、
カメラが固定できれば、どんなものでも問題ありません。
STEP3 動画を編集する
動画の編集には、編集ソフトが必要です。
PCの場合は「動画編集ソフト」と検索すると、無料のものから有料のものまで、ソフト名で検索すれば
使用方法をまとめたサイトなどがヒットしますので、参考にしながら編集します。
動画編集は実際に自分で作業をしてみないと要領を得られませんので、
ここはひと頑張りして編集方法を習得してみましょう。
STEP4 動画をアップロードする
動画のアップロード先は、Youtubeやその他SNS、自社のWebサイトなど
見せたいターゲットにより見てもらいやすい場所を選びましょう。
アップロードボタンを押してしまえば、動画制作の作業はほぼほぼ完了です!
まとめ
動画を制作すると言っても、動画の種類やクオリティによっていろいろな作り方があります。
せっかく作るのだからクオリティーの高いものを作りたい、という場合は動画制作会社に依頼をするもよし。
コストをできるだけ抑えて制作をしたい場合は、自社で必要最小限の機材と人材で制作してみるもよし…
挑戦してみようかな…と思われている方は、まずはスマホで撮影してみる
ところから始められてみてはいかがでしょうか?