ムキになる
前回のブログでもお伝えしたように、先日の2015新卒者内定式の後はDixitというドイツのゲームを社員さんと一緒に行って頂きました。
ゲームの内容は割愛しますが、このゲームを行った目的は、「同じ言葉や映像からイメージするものは人によって異なる」ということです。
同じことをしていても感じ方は人それぞれ。同じ仕事をしていても、「楽しい」と感じる人もいれば、「つまんない」と思う人もいるでしょう。企業は個性の異なる人の集団です。だからこそ、面白いし成果を得られるのだと思います。それぞれ違う個性が、「共通の価値感」を持って「一つの目的」を目指せば、計り知れないパワーを産むと確信します。
仕事は「好まないもの」や「苦手なもの」ほど「工夫」と「ゲーム化」が必要だと思っています。
「イヤ」な業務は概ね「苦手意識」があったり、「やったことがない」から不安に感じるものです。誰でもできるような単純作業でも「時間短縮」や「正確さ」を仲間や過去の自分と競うことで俄然やりがいが出てくるケースもある。そして自分で成長を感じ、周囲から感謝されれば「強味」に化けることもある。そこが仕事の醍醐味の一つかもしれません。
その後は課題としてお願いしていた「新人OL、つぶれかけの会社をまかされる」のレポートの発表です。
みんなびっくりするほどしっかりとまとめ、前向きに感想を述べてくれました。
共通してみなさんに響いた部分は「最後に勝つのは勝ちたいという想いが一番強い人」という文章の「想い」というキーワード。
皆さんとても優秀なのですが、その中でも「想い」に響いてくれたことが、私にとってはとても嬉かった。
というのも、優秀であることに越したことはないのですが、「心が優秀な人」と一緒に仕事をしたいから。
次のカリキュラムは「若い女性と水夫」という心理テストのワークです。
ストーリー中の登場人物の中で、好感が持てる人に順位をつけ理由を発表してもらいます。面白いことに4人全員バラバラ(笑)。登場人物にはそれぞれの象徴される価値感が隠されています。ある人は「自己責任」だったり、「情熱・目標達成」や「支援や信頼」だったりします。勿論、何がよいということではなく、その人が何を大切にしたいか」。私はバラバラだったことが面白くもあり、4人の内定者への期待値が更に膨らみました。
そして、バラバラな4人の順番をディスカッション。いや、むしろディベートで一つにまとめるという課題をお願いし、「殴り合いだけはしないように(笑)」とだけ言い残し15分ほどその場から離れます。
戻った際は議論が白熱したようでなかなか決まりません。皆が納得したわけではなさそうですが、一応全員の承認を得てひとつにまとめて頂きます。
後に感想を述べて頂きますが、印象に残ったのは「皆がシラけずにムキになって熱く自分の考えを言ってもらえたことが嬉しかった」という発言。
「それは当たり前、だってムキになって熱くなれない人には内定出していませんから」とお伝えしましたが、とても嬉しい瞬間でした。
学生でも、社会人でも、企業でも、家庭でも、友人や仲間との関わりでも、「ムキになる」こと、「熱くなる」ことを避けて忘れてしまうと、寂しく味気ないものになってしまいます。
「ムキになって」やるからこそ楽しい。そして達成感と充実感が得られる。
「あ~ウザっ!」とか「あ~めんどくさっ!」なんていう言葉をよく耳にしますが、今回の研修によって「ムキになれる」想いを持った内定者の皆さんへの期待と覚悟が日を追うごとに膨らんでいます。


![muki_1[1]](https://daiwa-inx.co.jp/blog-p/wp-content/uploads/imgs/c/d/cd09aa7e-s.jpg)







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