農家の食卓
先週末は、食用油製造メーカーのお客様でHP用撮影に宮崎は小林へ。
実は前泊した宿で、最近ラジオやテレビでバズって予約困難な「やまくちアン黒(アンガスと黒牛の混血)」のケータリングサービスをお客様が予約してくれました。
宿はコンテナハウスで眼前に夷守岳(小林の山)を前にして、フィレにハラミ、牛の餃子を目の前で焼いてくれます。
翌日は早朝3時半にT渕さんと待ち合わせ、ミヤマキリシマが見ごろの日本百名山 霧島連山の最高峰である韓国岳に登ります。
運よく雲海も見ることができ、日の出と霧島を背景にミヤマキリシマをカメラに収めることができました。
下山してから、お昼前から本日の撮影に入ります。
お取引の生産者の方へご訪問し、一通り撮影するとお昼をごちそうして頂きました。
勿論、食材は朝に採れたての野菜や地場産のベーコンやヨーグルトなどを使ったチリコンカンやポテトサラダ、ラタトゥーユにヨーグルト、自家製ジャムにメロンなど。
料理人は、ルーマニアとカメルーンで外交官の料理番としてのキャリアを持つ元公邸料理人。
そんな料理の鉄人が地元産の旬の食材を調理してくれるんですから旨くないわけはありません。
上記の方々は、皆さんお客様の地元の仲間なのです。
休日や暇なときには、ボランティアで農家さんを手伝ったり、そのお返しで食材や食事を振舞ったりしています。それは貸し借りではなく、「仲間だから」という絆で成立しているようです。
元々古来の日本はそういう国で、見返りを求めずに困っている人を助けることが日本人の美徳であったし、それを当然として行っていました。
特別にお金がかかっているわけでもなく、特別なブランド品を集めたわけでもない。
しかし、この時期のここでしか見ることも味わうこともできない唯一無二の体験こそ、真の贅沢だと思います。
出会った皆さん、そして、休日にも関わらず撮影に同行してくれたT渕さん、本当にお世話になりました。
素晴らしい一日をありがとう!
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