リーダーシップ(社風)と経営戦略

筑後経営研究会の11月例会はリーダーシップ(社風)と経営戦略について、
王宮道頓堀ホテルの橋本専務より講演頂いた。
橋本専務は赤字に喘ぐ家業のビジネスホテルを建て直し、
素晴らしい社風を創り上げられた3代目の経営者です。
激戦区のビジネスホテルを海外の観光客にターゲットを絞った
カテゴリー戦略は、とても的を得ていてコアコンピタンス経営の真髄を
見せられた思いです。
海外のお客様に徹底的にサービスするビジネスホテル
↓
東アジアの個人客(香港、台湾、韓国、中国)
↓
20代~40代の女性客
ここまで絞り込んであります。
とにかく「顧客のターゲットを徹底的に絞込み、圧倒的にサービスする」
というもの。
そして業績向上の2つの両輪
①社風
②業界の固定概念を覆す戦略
まず、お客様満足を考え、その後どうやったら利益が出るかを考えること。
誰もやっていないお客様の「あったらいいな」を実現し続けること。
例えば・・・
①国際電話
②22時以降のラーメン、ビール
③レンタル自転車
④レンタルパソコン
⑤7カ国の外貨交換
⑥コーヒー
⑦美顔器レンタル
⑧乳液、マスク
まだまだあるようですが、これらはすべて無料サービスです。
業界平均宿泊が6,000円のところを強気の8,500円ですが、
驚異のリピート率を誇る。
朝食は食材にこだわりすべて手作り。キムチまで手作りで、提案は従業員さんから。
とにかく面倒なことを「ここまでやるか」というところまでやるからこそ、
他社が表面だけ真似ようとしても真似できない。
橋本専務も言われていましたが、素晴らしい社風が土台にあるからに
他ならないですね。
道頓堀ホテルの使命は
「日本の美しい心を世界に伝えたい」とのことでした。
東北大震災の後、食べるものも飲むものもない被災者の方々が、
暴動など起こさずに自分のことだけでなく、周りの人を思いやり
ちゃんと並んで配給を受ける姿が世界中に配信され賞賛されました。
やっぱり日本は素晴らしい。日本人は素晴らしいんです。
その素晴らしい日本の心を世界に伝えたいと・・・
しかし、専務が戻ってこられた時点の現場はそういう状況ではなかったようです。
部門同士でのいがみ合いや、ことなかれ主義がはびこり、お世辞にも
良い社風とは言えなかったと・・・。
理念と経営の勉強会やありがとうカードを書く、ミーティングを重ね
勉強会を開催するなどの積み重ねだったそう。
やはり良い社風づくりにはカウンターパンチも満塁逆転ホームランもなく
毎日やるべきこと、良いことを積み重ねるしかないんですね。
社風づくり、そしてカテゴリー戦略と大きなヒントが得られました。
当社も少しづつですが良い社風ができつつあります。
社員のみんなも忙しい中でも理解し、よくやってくれています。
社員の幸福とお客様満足のために、今後も邁進していきます。









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