中国出張

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先週、上海に行ってきた。正確に言えば上海経由でお隣の安徽省の合肥という州都。日本で言えば県庁所在地でお隣と言っても500kmはある。さすが中国。

初日は飛行機、タクシー、新幹線と乗り継ぎ丸一日移動。二日目は丸一日で仕事して3日目に帰るという2泊3日の貧乏暇なし強行軍。

当社は中国より研修生を受け入れている。2年前に派遣された研修生が来年帰国するので、補充のための実技試験の立会いと面接が目的。研修生といえども、中小企業の当社にとっては大事な戦力であるとともに、3年間を一緒に過ごす大切な仲間なのだから、面接だって人任せにはできない。

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13人の候補者の中から、一人ひとりしっかり面接をして5人に絞り、最終的に2人に決定。

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ともに経験者で、真面目で誠実、若くて明るい二人。見ているだけでなんとも微笑ましい。

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無事、採用が決まり、その日の夜は宴席で送り出し機関(人材派遣・研修機関会社)の許社長と。

中国の人は酒に強い人が多く、許社長もご他聞に漏れず40度以上のウオッカのようなお酒を何度も何度も一気呑み。中国人はとにかくよく食べ、よく呑む。まさにエネルギッシュだ。

お酒が飲めない私は、これが一番苦痛だったりする。今回は随分お許し頂いた。

この社長、元中国共産党の軍人でとにかく体も気持ちも心も強い。日本人のマナーやモラル、考え方が好きで学ぶことが多いと言ってくれた親日家でもある。

確かにマナーやモラルはデタラメな人が多いし、考え方だって相容れない部分が多いと思うが、当社の真面目で思いやりのある研修生を見ていると、教育の大切さを改めて感じる。

反面、日本人が持っていたはずのハングリー精神、逞しく生きるエネルギーを感じる。

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この国が日本人の持つホスピタリティやサービス精神を身につけたら、素晴らしい国になるだろうが、そうはならないだろうな。

研修生には3年間で日本語や印刷技術は勿論、日本の素晴らしさも学んで帰国して欲しいと願う。

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