覚悟の磨き方
高杉晋作や伊藤博文を輩出したことで有名な松下村塾。
結果的に総理大臣2名、国務大臣7名、大学創設者2名という
とんでもない数のエリートが、「松下村塾」出身です。
そして、その塾長が吉田松蔭。
リーダーシップ、行動心理学者の池田貴将氏が編訳し、「覚悟の磨き方」
超訳 吉田松陰として発行されていました。
本文は短編で、松蔭の教えや生き方を現代風に訳したと思われます。
どれも心に響きます。そして、理想を追い求め、あまりにストイックに生きたが故に
30年という短い生涯を終えた松蔭の生き方を照らしてくれていると思います。
松下村塾で教鞭をとったのは僅か2年、そして30年という短くも、
あまりに強烈にインパクトを残した松蔭。
「いつでも死ねる生き方」とか「不安と生きるか。理想に死ぬか。」など、
死と向き合い、自分の生き方に一切の妥協をしなかった松蔭の語録は圧巻です。
実は、営業日は私のコメントを添えて社員さんに一項づつメールを送ってます。
別に説教がましく言ってるつもりは全くありません。
ただ、日本人の素晴らしさと、誇りを知って欲しいだけなんです。
現在、41項で、ほぼ毎日コメントを返してくれる社員さんもいます。
ありがたいことです。
一つだけご紹介しましょう。
LEADERSHIP 松蔭からの学び二
無駄を削ぎ落とす
集団社会で生きていくことは楽じゃない。
まわりに能力を認められるまで、居所を手に入れるのに必死だ。
ひとたび自分の居場所を手に入れれば、今度はさらに居心地を良くするために、ひとつ上の暮らし、地位、家族、実績・・・・・などを手に入れようと必死になる。
そうするうちに、いつしか人は「居場所を守るため」生きるようになる。
そのためだったら、たいていのことはできるようになり、生き方や信念ですら曲げられるようになる。
安心感を求めるのは生存本能だ。だが、そういう生き方を嫌った。
「安定した生活」の先には、目に見えぬものに怯える、つまらない日々しか待っていないと知っていたからだ。
松蔭が理想としたのは武士の生き方だった。
士農工商という制度に守られていた武士は、何も生み出さずとも禄(給料)があったが、その代わり、四六時中「生きる手本」であり続けなければならなかった。
武士は日常から無駄なものを削り、精神を研ぎ澄ました。
俗に通じる欲を捨て、生活は規則正しく、できるだけ簡素にした。
万人に対して公平な心を持ち、敵にするも哀れみをかけた。
自分の美学のために、自分の身を惜しみなく削った。
目の前にある安心よりも、正しいと思う困難を取った。
そのように逆境や不安に動じることなく、自分が信じている生き方を通すことこそが、心からの満足を得られる生き方だと、松蔭は固く信じていた。
本当に大切にしたいことは何か。
大切にしたいことのために、今できることは何か。
その問いの繰り返しが、退屈な人生を鮮やかに彩る。
あ~やっぱスゲーなぁ・・・。
こうはなれないけれど、退屈な人生だけはゴメンだね。









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