「考え方」と「価値観」
1月の目標カード発表会。
先月までは、全社員の目標と進捗がファイリングされたペーパーを見ながら、内容に応じてプロジェクターで資料を投影しての発表でしたが、今回から新兵器「書画カメラ」を投入。これによって、出力したペーパー資料のすべてをプロジェクターで投影できます。
価格は予想よりも高額でしたが(以外とケチ)、下を向いてペーパーを見ながらの発表よりも随分活性化し、思っていたよりも効果的でした。
これも社員さんからの改善提案です。
予算や費用対効果、時間対効果もありますから、すべての提案が実行されるわけではありませんが、実行できそうなものは即決しています。
半ば強制的に出してもらっているというのもあるのですが(笑)、毎月30案以上もの改善提案が出されています。
大事なことは、良い提案を書くことよりも、「もっとこうなったら・・・」と常日頃より考えていることをカタチにすること。常に現実を疑問視して仕事に向かう姿勢ですから、大きなことよりもむしろ日々行っている些細なことを推奨しています。
制作部 Eさんの発表。グラフやイラストを多用し、わかりやすく、楽しく聞くことができました。
生産部のMさんの発表も毎回ブラッシュアップしています。今回もとてもよい発表でした。
こういう発表や改善提案は「考え方」からアウトプットされるもの。人には「個性」があり、それぞれ「考え方」も異なります。例えば、ウチの夫婦の場合「考え方」は相当違います。
僕の思考はインプットが右脳主体、アウトプットは左脳主体のようです。「イメージで捉えて論理的に行動する」。家内はインプット、アウトプットとも「右脳」主体です。「イメージ」したものを「感性」で行動する。僕の整頓は使用頻度の高いモノから順に自分に近い位置に置くのですが、家内は美しさを優先します。僕が使いにくそうにしている傍らで、「こっちのほうがキレイ!」と喜んでいるわけです(笑)。
けれど、なんとか上手くいっているのは、家内の献身的な支えや僕の努力の賜物だけではありません。理由は「価値観」が近いから。
「価値観」とは、生きていく上で何を重視するかという根本の部分。つまり「生き方」だと思います。
「考え方」とはその時々の思考や判断。つまり旅に出るときに、「どこにいくか」という目的地が「価値観」であり、決めた目的地に「どのようにしていくか」が「考え方」だと思います。
「考え方」や「個性」の違いは大いに結構。たくさんの意見や考え方を交え磨き合うことで、人や企業の成長は促されます。しかし、「価値観」が異なれば、夫婦や組織のように密度の高い人間関係を培っていくのはかなり難しいでしょう。離婚の原因で頻繁に聞く「性格の不一致」とは、「価値観の相違」である場合が殆どではないでしょうか?
企業にとっての「価値観」とは、「経営理念」であったり「社是」や「社訓」でしょう。殆どの中小のオーナー企業の場合は「社長の価値観」がそのまま企業の「価値観」になる場合が多い。
「価値観」は正しい、正しくないではなく、「どのような会社を目指すのか」という目的地です。この「価値観」を全社員が共有している会社は、皆が同じ方向を目指すのですから、当然「強い」わけです。よく言われる「社員の結束の固い会社」とは、こういう会社のことだと思います。
今年は、手間暇はかかりますが、知識や時間、体験を共有して「目指すべき会社」へのスピードを上げていきます!ご期待ください。










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