ジオターゲティング広告って何?配信の種類と活用法

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特定の商品やサービスを宣伝する広告。
今やインターネット・スマホの普及により新しい広告の形が創り出されています。

中でも、一部の業界で話題になっているジオターゲティング広告について説明していきます。

ジオターゲティング広告とは

ビッグデータに集められた各ユーザーの携帯機器の位置情報(現在位置や生活圏など)をもとに、その生活パターンに応じて細分化したターゲットに配信できるネット広告のことです。広告は特定のアプリや検索サイトに表示されます。

SNSでいいねする人

位置情報の精度

精度は保証されている?

2018年、日本版GPS衛星“みちびき”(4機)の打ち上げにより、位置情報の精度が格段に向上しました。
https://qzss.go.jp/usage/userreport/use-cases_181025.html

●活用例)無人航空機(ドローン)の精密飛行技術の開発
●活用例)自動運転技術の開発

センチメートル単位での高精度測位が可能となったことで、ジオターゲティング広告分野での精度向上も期待されています。

個人情報保護法に抵触しない?

改正個人情報保護法による、「匿名加工情報」制度を利用した広告です。
法に定められる適切な加工が行われたデータのみに認められ、徹底した安全管理や識別行為の禁止が定められているため、匿名加工情報から個人が特定されることはありません。

匿名加工情報って?
情報を辿っても個人を特定できないよう個人情報に加工を施したデータを、一定のルールのもと、本人の同意を得ることなく第三者へ提供することを可能にしたものです。
https://www.ppc.go.jp/personalinfo/tokumeikakouInfo/

個人情報のかたまり_スマホ

ジオ広告の配信の種類と活用方法

ジオ広告には広告配信の種類が複数ありますので、対象サービス・商品の種類やターゲット属性によって使い分けることが重要になってきます。

緯度・経度

緯度経度+半径を指定し、ユーザーの現在位置を利用した広告を配信することで、今、お店の近くにいるユーザーにアプローチできます。

活用例)当日限定のイベントやタイムセールの広告を、現在会場付近(指定した範囲)にいるユーザーに表示

足あと

ユーザーが過去にいた場所を、さまざまな形式(カテゴリ)で指定し広告を配信します。過去にお店を訪れたユーザーをフォローできます。

活用例)
・モデルルームに訪れたユーザを対象に、不動産関連の広告の表示
・朝は保育所へ、昼はオフィス街へ、夜はスーパーへ訪れているユーザーを主婦層と仮定し、スーパーの広告や婦人服の広告を表示

行政区画

ユーザーが現在いる場所を市区町村で指定し、広告を配信します。

活用例)地域に限定したイベントの告知や店舗のセール広告を表示

ライフスタイル

ユーザーの過去の位置情報から居住地を推定し、特定のライフスタイルのターゲットを指定して広告を配信します。距離が離れていても、潜在ターゲットのみに効率的にアプローチできます。

活用例)「都会のファミリー」層に、年末年始の旅行プラン・レジャーを提案する広告を表示

 

ジオターゲティング広告の向き不向き

Web完結型サービスには、ジオターゲティング広告は不向き

ジオターゲティング広告は、現実世界でのユーザー行動を分析する広告です。Web上に蓄積された情報から分析を行い、最適な広告配信が行えるWeb完結型のサービスには向いていません。

エリア特性のある業態の広告におすすめ

広告を配信した地域の何人が広告に反応し、どのくらいの来客反応があったのかが分析できるジオターゲティング広告は、実店舗のある業態に有効です。一般のWeb広告がネット上の反応で分析を行うように、ジオターゲティング広告は現実のユーザーの反応を知ることができ、分析をして確実な集客・フォローにつなげることができます。

福岡でのジオターゲティング広告取り扱いならダイワインクス

久留米市に本社を置くダイワインクス株式会社では、ジオターゲティング広告を取り扱っています。
お問い合わせいただければ、弊社担当がわかりやすくよりわかりやすく説明いたしますので、お気軽にお問い合わせください!

お問い合わせ

広告に関するセミナーも不定期で開催しております!
過去の開催の様子はこちら。
【10月23日・福岡】大好評!セミナー開催報告

まとめ

数年前から新聞などを読む人が減ったり、デジタル化に移行したりと、新聞の折り込みチラシの効果がなくなってきている!と言われていますが、先日Yahoo!で発表された2019年検索ワード・トレンドのとある都道府県のランクインしたワードに「●● チラシ」(※●●はスーパー名)がありました。この結果からチラシの内容【情報】は今でも求められていることがわかります。問題はチラシではなく、情報を届ける手段【広告媒体】ということです。

紙からデジタルへの時代変化に伴い、広告の出し方も時代の流れにのり工夫しなければなりません。その中の1つとして、ジオ広告はターゲットを絞って配信ができ、効果測定もできるので話題となっています。

取り扱う商品・ターゲットによっては、紙媒体での広告が効果的な場合もありますので、適材適所で広告媒体を使い分けていただけたらと思います。

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