人間力の磨き方

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以前、「覚悟の磨き方 吉田松陰超訳」という本をご紹介しました。

その著者の池田貴将氏の「人間力の磨き方」です。

家内から「読んでみたら」と受け取って、出張の移動時間で熟読してしまった。前回の「覚悟の磨き方」は吉田松陰の狂気に満ちた生き様を池田氏のフィルターを通して表現されたものですが、この「人間力の磨き方」は、まさに池田氏の狂気を語ったもの。

もはや自己啓発本とかビジネス書というジャンルでは括れない精神の本。

健全な自己否定

 自分の現状に甘んじている自分に「ちゃんとしろ!」と自分を一度壊す

 「今のままではダメだ!」と目線を上げる

 もっとも恐れるのは、「奮い立つ」という気持ちがなくなること

 悔しさを感じるのは、「本当はできるのにやっていないことがある」こと

 こだわるべきは「過去に何をしたかではなく、今何をしているか」


支えられている弱さを認める

 「助けてもらって、いまの自分がある」という気持ちは、精神に安定をもたらす

 あのとき助けてくれた人がいるから僕は頑張ろうって、思うことができる

知識は借り物、知恵は自分のもの

 机上の理屈を学ぶのではなく、自身が置かれている環境の中で、

それをどう使えるかに落とし込んで考える


目の前の現実と向き合う

 ただ学ぶだけで、それについて自分で研究をしなければ、

ものを見ることができるようにならない


貫きたい生き方が覚悟を磨く

 絶対に失いたくないものは何か。命もいらず名もいらず

特に僕が印象深かったのは、「健全な自己否定」
僕を含めて、人はすぐに言い訳をしてしまいます。言い訳する人は「かっこ悪い」とか、「みっともない」とか思いながらも、自分はやってしまいます。そう、人間って愚かなんですよね。ですから、ある一定の期間で自己否定せざるを得ない機会や場所にあえて身を置く必要があると思うんです。

その際に、自己否定は不健全だと「自暴自棄」になってしまう。「どうせ自分は・・・できない」っていう不可能思考です。そうではなく、「健全な」悔しさや自分を奮い立たせる機会が僕には必要なんです。成功体験は自信にもなるし、モチベーションも上がります。けれど、成長には「反省」が不可欠でしょう。

驚くべきは、こういう侍のようにストイックな著者の池田貴将氏が若干20代だということ。

「なんとなく」なんて、生きられない!というコピーはハッタリではないと実感。是非、20代の社会人にも読んでほしい著書です。

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