7月から営業部のK課長代理と業績アップ6か月研修に参加しています。

毎月2日間の講義で業績アップの「考え方」や「しくみ」を座学形式で学びます。

勿論、毎月二日間で学ぶだけではなく、自社の業務で実践し次講で発表やそれ以外にも課題がありますから、研修期間はなかなか落ち着かないというか、ここ2年はほぼ研修を受講していますから、落ち着かないのが平常になりつつあります。

今回の研修は受講生約103名、アドバイザー8名、アシスタント1名、講師1名と110名以上の大所帯。
103名を5~6名で25の課に分け、そのうちの5つの課で4つ会社を作り、それぞれ課長、部長、専務、社長を決めて運営していきます。

各個人で自社の①変動費削減 ②固定費削減 ③売上アップの目標値をアドバイザーの承認のもとにそれぞれ設定し、各個人の進捗結果を課長へ報告。課長さんがチェックして取りまとめたものを、さらに部長がチェックして専務へ報告。専務が社としての集計とチェックを行い、社長が最終確認し、分析とコメントを加えてアドバイザーへ送る。これを毎週行いますから、かなり忙しい。この結果の総合計が、課や社の成果としてランキングされるわけですから、個人の会社だけの問題だけでは済まされないわけです。

また、毎講で発表者が指名され、社ごとや受講生全員の前でプレゼンテーションを行う。受講生はプレゼンを聴くことで、成功事例を自社に落とし込むこともできるし、発表者は受講生やアドバイザーからアドバイスをもらうことで、学びが更に深くなります。

アドバイザーは過去に研修を終了した受講生ですからボランティアですが、研修を再受講でき、受講生にアドバイスをすることで更に深く学ぶことができます。

研修会社はアドバイザーがボランティアで献身的に働きかけてくれるので、人件費の削減やアドバイザー企業の社員さんの研修派遣への大きな機会に繋がっている。

どうです?スゴイしくみでしょ。

毎回、「よく出来とんなぁ~」と感心させられます。

皆が頑張らざるを得ない「しくみ」があるからこそ、「成果」に繋がるわけです。そして、研修会社も有能な顧客をアドバイザーとしてタダでこき使うことで儲かる(笑)。

研修費用は決して安くはありませんが、成果と受講生の成長を考えると、本人次第で数倍、数十倍の費用対効果を得ることも可能。

要はサボりさえしなければ誰も損をしない、真剣に向き合うほどに誰もが得をするビジネスモデルです。

この誰も損をしないことが、現代で成長するビジネスモデルの条件だと思います。

改めて、「しくみ」の重要性を実感しています。

中小企業にとって、有能な人財が埋もれていては大きな損失です。

但し、企業は「しくみ」だけでは動かないのが、難しいところでもあり、面白いところでもあるのでしょう。

そのあたりは、またの機会に書こうと思います。

22

ここ数年久留米市で行われる「筑後川マラソン」大会にボランティアで参加しました。

23歳から32歳までの10年間は、よくこういうアスリート系の競技大会に参加していました。23歳で自転車屋の友人に当時の「ツール・ド・フランス」や「ジロ・デ・イタリア」を見せられ感化され、、ロードバイクを購入して2年ほどはロードレースへ。それからトライアスロンの黎明期で、「なんちゃってトライアスリート」として年間に3~4回の大会に参加。結婚して練習時間が適わずトライアスロンから身を遠ざけても、マウンテンバイクのクロスカントリーやダウンヒルなど、何かしらの競技を意識して趣味として楽しんでいました。

勿論、決して速いわけでも本格的な練習をやっていたわけでもありませんが、参加していた理由は競技大会での順位やタイムを目標設定しなければ、趣味とはいえ全く面白くもなく、達成感も味わえなかったから。

さまざまなまちづくりイベントのボランティアは、青年会議所や商工会議所などで数多く参加してきましたが、実は競技大会のボランティアは初めてでした。

フルマラソン2500名、ハーフ1000名に加え、10k、5k、3kと細かくコース設定がされているので、ボランティアだけで100名を超す大所帯です。

コースは久留米のゆめタウン裏から朝羽大橋までの河川敷ロードの往復。僕の仕事はスタートから3k地点、往路は39k地点の救護班で、自転車で移動しながら参加者の体調や救護をフォローします。

59

行きの3k地点は、皆颯爽と走っています。が、どう見てもアスリートとは程遠い体系(失礼!)で、既に汗だくで走っている方も。まぁ、そういう方ほとんど復路での姿は見ませんでしたが・・・(笑)。

30

01

この手の大会ではお約束のコスプレ系参加者。しかし、不思議とこういう方々にトップアスリートもいない代わりに遅い方もいらっしゃいませんでした。

トップ集団は2時間を過ぎたあたりから美しいフォームに力強いストライドで39k地点を颯爽と走り去ります。後になればなるほど、フォームもテンポもバラバラで、もう見ているのがつらいほどの表情。

仕事にもこれは言えるように思います。チカラのある人は、所作が美しく、仕事も丁寧でスピードも早い。涼しい顔で淡々とこなし、結果を作りますよね。

僕の担当は後半の39kからの3kですから、結構大変でした。残り3kですから、さすがに棄権者はいませんでしたが、エアーサロンパスを大小合わせて12本使用しました。

自分で言うのもなんだけど、結構頑張った。3k区間を自転車で4往復して声をかけ、お世話しているというより、参加者と一緒にゴールを目指しているような気持ちになりました。

おそらく、ほぼ全員に「頑張って!」「ファイト!」「スプレーありますよ~」「あと3kmです!「あと少しです!」等など・・・。

で、この全員を対象に語り掛けるコミュニケーションって結構難しく感じたんです。だって、頑張っている人に「頑張って!」や、全力で気力を振り絞っている人に「ファイト!」はないだろうと。しかしながら、ボキャブラリーの少ない僕には、ほかの言葉が浮かんできません。

「あと3kです、あと少しです!」っていう言葉の投げかけだって、それを聞いて走り出す人もいれば、あからさまに表情を曇らせ歩き出す人もいる。30kからの10kがどれほど遠いか、ゴールに近づくにつれ、1kが果てしなく遠く感じていく様は、一応経験者の僕には痛いほど理解できるわけです。

で、全員にモチベーションが上がる言葉なんて思い当たらないので、声のかけ方を人によって変えてみました。

例えば、高齢の方や女性には、なるだけ優しく語りかけるように。中年の男性には「お疲れさまです!」という敬意を感じさせるように。遅くて若い男性には、「ファイト~!」「ほら、あと少し!頑張らんかっ~!」と、自分の子供や若手社員に対するように(笑)。

そのことを意識して声かけすると、相手の顔がやさしくなったり、元気になったりと、反応に変化が出てきました。

苦しさの中にあっても、顔をしかめながら「ありがとうございます」と返してくれたり、声は出ずとも軽く会釈してくれたり、手を上げてくれたりと反応してくれた方が大半だったのには感心させられましたねぇ。

コミュニケーションって難しいけれど、少し工夫したり、相手の立場で考えてみたりすることで、反応が変わりますよね。ボランティアって、人の役に立てていることをダイレクトに実感できることが、一番のご褒美なんでしょう。

なんとなく、お世話しているというより、「この人たちと一緒にゴールする」ような感覚が沸き上がってきました。

やはり、物事は一歩的ではなく、逆の立場を経験したり、逆の発想や観点で考えてみることが大事なんですね。