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毎月4冊の読書を自分に課しているわけですが、8月は2泊3日の出張やお盆休みがあったため、7冊読むことができました。

①「入社1年目の教科書」       
岩瀬大輔氏(ライフネット生命COO)

②「人を信じても、仕事は信じるな」 
小山昇氏(武蔵野 社長)

③「稼ぐ社長の作り方」        
ダン・ケネディ氏(経営コンサルタント)

④「一流の上司 二流の上司」    
吉越浩一郎氏(元トリンプ社長)

⑤「これからの世界」で働く君たちへ 
山元賢治氏(元アップル・ジャパンCEO)

⑥「早く社長になりなさい」       
岩田松雄氏(元スターバックス・ジャパンCEO)

⑦「小さな会社 大繁盛ノウハウ」  
唐土新市郎氏(船井総研 執行役員)

恥ずかしながら、私が読む本の殆どは起業家や事業承継された経営者、経営コンサルタントや経営の研究家の著書が多く、ほぼ経営に携わっている方の本ばかりです。常に余裕なくもがいている証拠ですね・・・(汗)。

時間があれば(この言葉は社会人としては禁句なのですが・・・汗)柄にも無く文学なども読んでみたいとは思っているのですが、次から次に出てくる新刊や関連の古本を手当たり次第購入し、デスクに山積みしていますので・・・んん~道のりは遠いようです。

今でこそ読書は苦にならなくなりましたが、学生時代は全くと言っていいほど読んでいません。ですから社会人になって読み始めた頃は現在の3倍以上の時間がかかっていました。それでも、なんとか読んでいくうちに好きな著者や趣向がわかってきます。「面白い!」と思ったら、同じ著者の本を3冊読むようにしています。

わたしは、マネジメントやマーケティングは勿論、営業だって経験のないままに入社しましたので、随分と「本」に救われてきました。それは営業や経営手法よりも「考え方」や「価値感」の部分が多かったように感じています。だって⑦以外は上記の著者に会えることなんてまずないでしょう。本であれば、松下幸之助や本田宗一郎、吉田松陰にだって会えるわけです。

25年前に「月に3冊本を読む」と決めてから25年、昨年から4冊に増やしましたので700~800冊くらいは読んだことになります。

「それだけ読んでその程度かよ」なんて言わないでくださいね(笑)。

わたしの周囲には月に10冊くらい読まれる経営者の方もいらっしゃいますし、コンサルティング頂いている原田社長は速読で月に50冊読まれるそうです。ここまでくると特技ですよね。

経営をキーワードにビジネススキル、ヒューマンスキル、歴史、考え方や価値感など自分なりにはあまり偏らないよう読んでいるつもりですが、改めて見ると結構偏ってますよねぇ。

上記の7冊は全部オススメですが、やはり年代や経験、役職によって異なります。
ダン・ケネディ氏や武蔵野の小山社長はわかりやすく、その経営手法は明解で参考になりますが、若い方が読まれると毒が強すぎるかもしれませんね。

学生や社会人の経験が浅い方には「入社1年目の教科書」はオススメです。
著者の経験に裏打ちされた事例ばかりで納得できる内容ばかり。教科書と聞くと堅苦しいイメージですが、まずはマニュアルや教科書どおりにやってみることが結局は近道です。我流は長続きしませんし、応用が利かない上に変なクセができてしまうと、クセを直すだけでエネルギーと時間を浪費してしまいます。正しいと思ったことは変にアレンジせず、まずはその通りに愚直にやってみることが大切ですね。まぁこうやって自分に言い聞かせてるわけですが・・・。

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元スターバックスCEOの岩田さんの本も4~5冊読みました。

一番のオススメはやはり「ミッション」かな。芸能人のサインなんかもらったことないんですが、先日の講演会では本にサインをもらいました。ミーハーですねぇ。

改めて思う事は、読書って社会人にとって必要なスキルが得られる有効な手段だということ。しかも、時間に拘束されるでもなく、わずか1,000円~1,500円程度で大きな気づきが得られることも多い。

ビジネスパーソンにとって大事なスキルとは「聞く力」「話す力」「書く力」だと言われます。特に重要なのは「聞く力」、いわゆる「質問力」だと思います。

その他にも書類や企画書を作る際に必要な「まとめる」も身につくのではないでしょうか?

優秀なビジネスパーソン、経営者や経営幹部は必ずと言ってよいほど良く本を読まれています。

ワタシはまだまだ足元にも及びませんが、成長する一つのツールとして継続していこうと思います。

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大多数の社会人の永遠の課題は「何のために働くのか?」ではないでしょうか。実は私も社会人になって10~15年近くはこの課題と戦ってきました。

社会人になると殆どの人が人生で一番時間をとられる「仕事」と向き合わなければなりません。ですから、「何のために働くのか?」は「何のために生きるのか?」と同義語だと言えます。

勿論、現実的には生活があるので「生活のため」であることは間違いないでしょう。しかし、生活のためだけの仕事であれば人生そのものがつまらないものになってしまうと思います。

私自身もこの答えを見つけようと随分悩み、もがき、壁に体当たりしながら生きてきました。今でももがき続けていますが、間違いなく言えるのは「人は使命を持って生まれてきた」ということ。

その使命は年を追うごとに変わり続け、今でも変化しています。

元スターバックスコーヒーのCEO 岩田松雄氏の著書「MISSION」はそんな問いにヒントを与えてくれると思います。岩田氏の著書は4~5冊読んで個人的にもファンだったため、今回の講演会の開催を楽しみにしていました。私もOBである 公益社団法人 久留米青年会議所の主催です。 

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上場企業の役員や社長を歴任された輝かしいキャリアとは程遠いと感じるくらい「普通のおっさん」です(笑)。

しかし、この気取らない普通さがイイんです。
日産自動車に入社した際の挨拶で、「社長になります」という言葉に周囲から失笑と顰蹙を買ったそうですが、彼は口だけの人ではありませんでした。不本意ながら出向させられた販売子会社で600人中2位、出向社員では1位で社長賞を獲得したことや、絶対ムリと言われたUCLAでのMBA取得など、自分で決めたことは何が何でもやり通し、達成する精神力と実行力には頭が下がるとしか言いようがありません。

私の場合は単純に社長の息子に生まれてきただけで、入社時から使命感があったわけではありません。「オヤジが起こした会社だから継がないわけにはいかないよな・・・」なんて、今思えば使命感というより後ろ向きな義務感でした。しかし、やってみると・・・まぁこれがなかなか大変でした。

けれど、もがいてやっているうちになんとなく使命感のようなものが芽生えてきます。そして、いろんな思いが頭の中で交差します。

「どうせやるならキツくても楽しく、やりがいあるものにしたい」
「社員がやりがいと誇りを持てる会社にしたい」
「お客様から尊敬される企業でありたい」
「地域社会から愛される企業であり続けたい」などなど・・・

まだまだ現実は遠いのですが、言葉にするとくすぐったくなるような「念い」が湧き上がってきます。

今回の講演会で最後に仰られた「リーダーのミッション

①自分のミッションを成長させる
②怨みに任ずる覚悟を持つ
③範を示す
④後継者を育てる
⑤大いなるパワー(権力)には、大いなる責任が伴う

とても考えさせられるミッションです。そして、会社や社員さんに愛情と愛着を持っていればいるほど、②には意思決定力を必要とします。

岩田氏はリストラ担当として工場の閉鎖や、それまで一生懸命働いてこられた職員さんを解雇した経験があったそうです。いくら会社の存続のためとはいえ、誰もやりたがらない業務です。けれど誰かがやらなければならない。

私にはリストラの経験はありませんし、これからもそのつもりはありませんが、その場面での心情はなんとなく想像できます。

ですから、どうせ怨まれるのなら、リストラや解雇で怨まれるより、会社が存続するため、成長発展するための業務や業態変革で不平不満を言われたほうがずっとマシです。

殆どの人が自分や自分の環境の変化は好みません。かくいう私もできれば変化したくない。けれど、企業は常に社会環境の変化に適応していかなければ、成長はおろか存続さえ危ぶまれます。

経営は「変化適応業」と言われます。

そして、これだけ時流の変化が激しい時代では、守りだけの経営者ではなく「起業家精神を持った経営者」でなければ、成長発展は難しいと感じます。

大変な世の中だけど、戦前戦後を経験された先輩方、さらに以前の乱世の時代に比べれば、平和で恵まれていることを実感しなければならないでしょう。こういう時代に生まれてきたことを感謝して、責任や使命を「天命」と捉えて楽しんで挑戦していくべき。昨日の講演会からそんなメッセージを受け取ったような気がします。

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